東芝、音声書き起こし支援サービス「ToScribe」をリニューアル--新規ユーザー受付も

 東芝は、2月から無料サービスを実施している音声書き起こし支援サービス「ToScribe(トゥースクライブ)」のベータ版をリニューアルする。あわせて11月27日から新規ユーザー登録を開始する。利用は無料。

 ToScribeは、ユーザーが予めサーバに保存した音声データを使い、書き起こす作業を支援するウェブサービス。書き起こし作業が音声再生に比べ遅れた場合、それを感知し自動的に作業進捗に合わせた場所まで音声再生を戻す「自動頭出し機能」、複数の声が録音されている際、今話している人物を推定する「話者分類機能」、書き起こした文章中の表記揺れや同音異義語を指摘する「整文支援機能」を備える。

 リニューアル版では、1データ当たり20Mバイトまでだった音声データの容量制限を、MP3フォーマットの場合、音声データのサイズにかかわらず最大60分までにしたほか、音声再生に比べ書き起こし作業が遅れた場合に作業進捗に合わせた場所まで再生を戻す「自動頭出し機能」の精度を従来に比べ約2%向上させたとのこと。さらにGoogle Chrome上での利用もサポートする。

 新規ユーザー登録は11月27日の正午から再開し、先着100ユーザーまで受け付ける。ToScribeの新規ユーザー受付は4月24日以降実施されていなかった。

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