ソフトイーサ、通信やプロセス起動を記録する「パケット警察」を緊急公開

岩本有平 (編集部)2012年10月22日 15時04分

 ソフトイーサは10月22日、通信およびプロセス起動の記録ソフト「パケット警察」を公開した。無償でダウンロードできる。

 パケット警察は、パソコンの通信記録やソフトウェアの起動記録を見張り、自動的にそのログをハードディスク上に蓄積するソフトウェア。Windowsのシステム権限で動作し、ログファイルも一般ユーザー権限で消去できない設定で記録する。Windows Vista以降のUAC(ユーザーアカウント制御)にも対応しており、一般的な遠隔操作ウイルスの手口では同ソフトの動作を止めたりログファイルを消去、改ざんすることは困難だという。

 Windows 98/98 SE/ME/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012(32 bit/64 bit)で動作。IPv4 およびIPv6に対応する。

 ソフトイーサでは、遠隔操作ウイルスにより知らない間にパソコンが踏み台にされ、かつ警察により誤認逮捕される方が発生する事件によってインターネットユーザーの間で大変な不安が発生していることを鑑みて、同ソフトを緊急開発したとしている。

パケット警察
「パケット警察」

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