仮想化ソフト「Parallels Desktop」をアップデート--「Retina Display」に対応

Topher Kessler (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年07月12日 11時24分

 Parallelsは、高い人気を誇る「Mac OS X」向け「Parallels Desktop」仮想化ソフトウェアのアップデートをリリースした。Appleの「iPad」や新しい「MacBook Pro」の「Retina Display」に対応する。

 Parallels Desktopは以前より人気のOS X向け仮想化ソリューションの1つで、「Mac」内で複数のゲストOSを実行し、Macのアプリケーションと一緒にさまざまなプログラムを実行できる機能をユーザーに提供する。Parallelsは「Windows」プログラムの実行に加えて、ユーザーが仮想マシンから比較的シームレスに自分の文書にアクセスできるようにするツールも統合している。また、最新の「Parallels 7」バージョンでは、iPadや「iPhone」「iPod touch」向けの「Parallels Mobile」アプリを提供して、仮想化体験を強化している。このモバイルアプリは、ユーザーがiOSデバイスをとおして、インターネットに接続可能なあらゆる場所から、自分のMacやそこで実行されている仮想マシンを操作できる機能を提供する。

 この最新アップデートによって、Parallelsはこれらのプログラムを強化し、Appleが同社のさまざまなデバイスに導入している新しいRetina Displayのサポートを追加した。このサポート追加によって、文字や画像がより滑らかに表示される、従来よりリッチな閲覧体験が可能になった。Parallelsは先頃掲載されたナレッジベース記事の中で、この最新リリースにおける機能強化の要点を説明している。

 アップデートは、Parallels Desktopプログラム内のParallelsアップデート機能を通して入手できる。また、Parallelsのウェブサイトからダウンロードすることも可能だ。アップデートのサイズは312.2Mバイトである。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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