スパコン「TOP500」、米「Sequoia」が首位に--「京」は2位

Jack Clark (ZDNet UK) 翻訳校正: 編集部2012年06月19日 08時56分

 最新版「TOP500」リストによると、ローレンスリバモア米国立研究所にあるIBMの「Blue Gene/Q」スーパーコンピュータである「Sequoia」が、16.32ペタフロップスを達成したという。前回首位だった「京」が10.5ペタフロップスでそれに続いた。同リストは、ハンブルグで開催されているInternational Supercomputing Conferenceにおいて現地時間6月18日に発表された。

 年2回発行される同リストの最新版では、Intelが後退してIBMが失地を回復していることと、米国が2年ぶりに首位を奪回したことが見てとれる。更新されたIBMチップから富士通による新しい相互接続製品の開発にいたるまで、新技術の台頭が目立った。

 Intelのプロセッサは2012年6月のリストにおいて、372システム(全体の74.4%)に搭載されており、2011年11月のリストの384システムからは減少した。一方IBMは、49システムから58システムへと、そのシェアを11.6%増加している。

ローレンスリバモア米国立研究所にあるIBMの「Blue Gene/Q」ローレンスリバモア米国立研究所にあるIBMの「Blue Gene/Q」
提供:TOP500

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]