スペイン、バルセロナ発--Microsoftは現地時間2月27日、「Windows Phone」開発の最小要件を低くしたことを発表した。値段に厳しい顧客や初めてスマートフォンを購入する人たちにアピールできる低価格なデバイスを、メーカーが開発しやすいようにすることが狙いだ。
Microsoftは当初、最小要件として、1GHzのQualcomm製Snapdragonプロセッサと384MバイトのRAM(多くのベンダーは512Mバイトを使用)の使用を求めていた。これらの基準はかなり野心的なものであり、端末が2010年秋に発売された際はすべての端末がプレミアムデバイスという位置づけにあった。
今回の発表により、より低速度のQualcommプロセッサ、最低256MバイトRAMの使用が可能となった。これらはともに「Lumia 610」でも使用されている。Microsoftは、Nokiaや多くのパートナーらとともによりローエンドな製品について協業をした。また、ZTEもローエンドのWindows Phoneを発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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