台湾の「Android Market」で7日間の払戻期間を設定せずにアプリケーションを販売したとして、現地当局から罰金の支払いを命じられているGoogleは、対応策として台湾におけるアプリケーションの販売を停止した。
台北市政府法規委員会の声明によると、台湾の消費者保護法に従わなかったとして、Googleに100万新台湾ドル(約3万4596米ドル)の罰金を科したという。この法律は、購入した品物を消費者が評価して払い戻しを求めるかどうか判断するための期間を7日間とするよう定めている。Android Marketでは、今のところアプリケーションを評価して払い戻しを求めるための時間が15分しか与えられていない。
法規制委員会の委員長を務める葉慶元氏は、現地時間6月27日に発表した声明で次のように述べている。「台北市としては、このように露骨な法律違反を容認するわけにはいかない。消費者に不利な標準契約条項によって、消費者の権利であるべき払い戻しの請求が、Googleの裁量に委ねられている」。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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