Googleのウェブアプリケーション「Google PowerMeter」が、Wi-Fiや家庭のブロードバンド接続を介して、PCまたはスマートフォンから家庭の電力消費量を追跡できるようになる。
Blue Line Innovationsは米国時間12月20日、家庭における電力消費の監視するため、同社の「PowerCost Monitor」がGoogleのPowerMeterと連携したことを発表した。Blue Line Innovationsの「PowerCost Monitor WiFi Gateway」と組み合わせることで、電力消費情報をリアルタイムまたは時系列で入手できるようになる。PowerMeterではそのほか、電力消費量の目標設定、電力効率に関する情報交換、電気料金の予測といった機能が利用できる。
電力消費のより詳細な情報を得ることは、節約方法を見出す上で役立つ。例えば、家庭の電力消費量の「基準値」が分かれば、それをもとに、無駄に電源が入っている電気製品を見つけられる。電力消費監視装置業界の報告によると、詳細な情報を得ることがユーザーの行動の変化を促し、結果として約5〜15%の電力利用量が節減されるという。
2010年7月には、MicrosoftとBlue Line Innovationsが同様の契約を発表している。こちらは、Google PowerMeterと競合するMicrosoftのウェブアプリケーション「Microsoft Hohm」を用いて、電力消費データを追跡するというものになっている。PowerMeterとHohmは、いずれも無料で提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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