最終更新時刻:2008年10月10日(金) 23時50分

モバイルチャンネル

契約時に免許証を照会 携帯各社、防犯へ新ルール導入

FujiSankei Business i.

2008/07/18 10:52  

 携帯電話を利用した振り込め詐欺など犯罪行為を防ぐため、NTTドコモ、KDDIなど携帯各社は17日、新規契約時に本人確認のために提示される運転免許証を警察に照会したり、個人名義で契約できる回線数を5つに制限するなどの自主規制ルールを導入することで基本合意した。新ルールに参加するのは、ほかにソフトバンクモバイル、イー・モバイル、PHSのウィルコムを加えた計5社。詳細な運用方法が固まり次第、実施していく。

 振り込め詐欺の被害が深刻化する中、携帯の窓口契約時に本人確認の約7割に使用されている運転免許証で偽造が横行。1つの偽造免許証で数十回線を契約し、犯罪グループが一斉に利用する手口が問題視されていた。

 このため、自民党の「振り込め詐欺撲滅ワーキングチーム」が警察庁や携帯電話業界、金融業界の意見を聞いて対応を検討。携帯電話各社に、犯罪予防への取り組み強化を要請していた。

 今回の合意では、同一名義で契約できる回線数を最大5回線に制限▽契約時に携帯電話会社は免許証の確認が必要と判断すれば、契約者の了解を得た上で、警察に偽造ではないかを照会する▽過去に不正利用した契約者の情報を携帯各社で共有する−などが決まった。

 一方、自民党側は、通話履歴保存期間を3カ月から6カ月に延長する▽契約締結を確認する手紙を配達記録郵便で送り、住所の記載が正確かどうかを確認する−などの対策も求めていたが、実効性などの観点から導入は見送られた。

 携帯電話の犯罪利用対策をめぐっては、プリペイド(前払い)式携帯電話が不正転売や譲渡によって犯罪に悪用される例が相次ぎ、ドコモが2005年3月に端末販売を終了したが、KDDIとソフトバンクは本人確認をした上で販売を続けている。

新着記事

モバイルチャンネル セレクション

ケータイが2つに分離?ドコモが提示する未来の端末を動画でチェック
NTTドコモは幕張メッセで開催中のCEATEC JAPAN 2008において、ディスプレイ部分と操作キー部分が分離するユニークな未来の携帯電話端末を参考展示している。その様子を動画で紹介する。
グーグルのワイヤレス構想--特許申請で判明したその「オープン度」
初の「Android」搭載携帯を発表し終えたグーグルが、ある特許申請書を米特許商標庁に提出した。この書類から同社のワイヤレスネットワーク構想を読み取ることができる。
「T-Mobile G1」は中身で勝負--初の「Android」携帯が持つ可能性
米国時間9月23日に発表されたGoogleの「Android」を搭載した携帯は、外観はほかの携帯電話と大差はないが、これまでの携帯電話にはないユーザーエクスペリエンスを提供するソフトウェアが搭載されている。

モバイルチャンネル コラム

■モバイルインターネット業界の基礎知識

電子書籍、デコメ、着せ替えツール--なぜ今このモバイルコンテンツが伸びているのか
近年急成長を遂げたモバイルコンテンツ市場といえば、電子書籍やデコメール、最近ではメニュー等の着せ替えコンテンツだ。なぜこれらのコンテンツが今、伸びているのだろうか。

■モバイルインターネット業界の基礎知識

人気を集めるモバイルコンテンツにも変化の波
モバイルコンテンツ市場においては、音楽とゲームが大きな2本柱になっている。しかしその人気コンテンツは、時とともに移り変わっている。

■モバイルインターネット業界の基礎知識

行動、売れ筋、顧客単価--あらゆる面でPCと異なるモバイルECの世界
今回は、携帯電話による物販を中心とした、いわゆる「モバイルEC」について解説していく。その実態はPCのECビジネスと大きく異なっている。

フォト

企画特集

ネットと家電をつなぐチャレンジ「Life-X」
第一題:ライフログ・シェアリングサービス「Life-X」の第一印象は?
エンタメCGM「gooメーカー☆メーカー」エンタメCGM「gooメーカー☆メーカー」
【第2回】メーカー/占いのコンテンツを作ってみた!

プロダクトレビュー

メンバーズレビュー