日本HP、13万9583件の個人情報が流出、Web上のデータが「見える」状態に

 日本HPは2月29日、同社Webサイト上で13万9583件分の個人情報が一定期間インターネットからアクセス可能な状態にあったことを明らかにした。同社サイトを使って登録・回答した利用者に関するデータで、アクセス履歴では一部情報がアクセスされていたことが確認されている。同社は既に対策を講じ、現在はアクセスできない状態になっている。また、情報が不正利用に関する報告は今のところないという。

 公開状態になっていたのは、07年1月31日-08年2月18日までに同社のWebを通じ、キャンペーンやセミナー申し込み、アンケート等で、顧客が入力したデータ。08年2月13日-20日までの間アクセス可能な状態になっていた。データの内容は、住所、氏名、電話番号、メールアドレス等。なお、オンラインストアのHP Directplusやサポート、製品の問い合わせ、教育コース申し込み等で登録したデータは別管理をしていたため、流出を免れた。

 同社では、すべての対象者に登録情報をもとに電子メールや郵送で連絡を取るとしている。また、2月29日、特設ダイヤルを設置して問い合わせの対応にあたる。電話番号は携帯電話・PHSにも対応のフリーダイヤルで、0120−336−098。受付時間は午前9時から午後8時(土・日・祝日は午後6時まで)。

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