Trend Microは米国時間7月29日、一般ユーザー向けのSaaS (software as a service)に対する取り組みを拡大する戦略の一環として、小中規模企業およびエンタープライズ市場向けの「SecureCloud」をリリースした。その目的は、顧客らにソフトウェアをインストールさせることなく、さまざまなサービスを提供することである。
利用できるサービスは、電子メール評価、電子メールホスティング、ボットネットIDサービスなどである。ボットネットIDサービスは、攻撃を受けたユーザーのマシンから送信されたコマンドや制御メッセージを、ISPがフィルタリングすることを可能とするものである。また同サイトにある機能の1つに、IP評価検索というものがあり、IPアドレスを入力すると、それが信頼できるアドレスかどうかをTrend Microが教えててくれる。
現時点では、稼働するサーバは米国の2台しかない。今後の計画としては、2007年第3四半期に欧州、中東、アフリカ、第4四半期に台湾、2008年第1四半期に日本にサーバを追加する予定である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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