BIGLOBE、送信者アドレスを偽装したメールの判別が可能な「DKIM」を導入

 NECビッグローブ(BIGLOBE)は6月28日、迷惑メール(スパム)対策の強化として、送信者アドレスを偽装したメールの判別が可能となる送信ドメイン認証技術「DKIM(DomainKeys Identified Mail)」を、9月からBIGLOBEのメール受信サーバに導入すると発表した。

 DKIMは、メール送信サーバで作成した電子署名を使って、メールアドレスの偽装を検証する技術。

 電子署名に基づいて認証するで、転送メールについても正しく認証できるほか、電子署名を作成したヘッダ情報の明記を必須としたことで、メールの配送途中で追加変更されるヘッダによる誤認証を減少させることができるなどの特長がある。

 BIGLOBEのメール受信サーバで検証した結果はメールヘッダに付与され、BIGLOBEメール受信者による送信者アドレスの偽装の判別が可能となる。すでにBIGLOBEが導入している「SPF(Sender Policy Framework)」とあわせて利用することで、より精度の高い送信ドメイン認証を実現することができるとしている。

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