StoloenID Searchが、犯罪者たちに悪用されることはあり得る。例えば、このサービスによって既に流出していることが判明したクレジットカード番号は、別の犯罪組織に販売しようとしても価値が低いことが分かる。TrustedIDはこのリスクを認識している。
「そのようなシナリオが実際に起きることも考えられる。データベースを出来る限り大きくして、情報窃盗に遭ったカードを可能な限り多く把握することが、最善の策であると、考えている」(Mitic氏)
データベースを大きくするため、Trusted IDでは、オンラインで見かけた個人情報について情報を提供するように、広く呼びかけているとMitic氏は述べる。スパイウェア対策を専門にするSunbelt Softwareは、窃盗の被害に遭った可能性のある個人情報について、TrustedIDに情報提供していると、同社の最高経営責任者(CEO)Alex Eckelberry氏は企業ブログで明かしている。
TrustedIDは、StolenID Searchを利用した人々が有料サービスに申し込んでくれることを狙っている。同社は情報窃盗の被害を警告したり、米国の信用情報会社3社にある信用情報を凍結したりするサービスを提供している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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