NTTコム、自動的に判定・隔離する「迷惑メールブロックサービス」を提供

 NTTコミュニケーションズは7月19日、個人向けOCNサービス会員を対象に、「迷惑メールブロックサービス」を、7月24日より提供すると発表した。

 迷惑メールブロックサービスは、OCNメールアドレス宛に届くメールから、迷惑メールの可能性を自動的に判定し、OCNサーバ上に設けた「迷惑メールボックス」に隔離するサービスだ。迷惑メールと判定されたメールは、定期的に迷惑メールボックス内の一覧をユーザーに送付して通知する。通知のサイクルは1日単位、1週間単位での選択が可能で、送付しない設定も可能だ。

 迷惑メールである可能性は複数の要素で判定され、基準についてはセキュリティ上非公開となっている。誤判定があった場合は、ユーザー側で判定基準の強弱、または特定のメールアドレスからのメールを確実に受信できるよう設定できる。

 OCNの迷惑メール対策としては、すでに4月20日から、メールサービスの付加機能である「迷惑メール自動判定」サービスが開始されている。このサービスでは、迷惑メールと判定したメールの件名に[meiwaku]の表記が付与され、ユーザーは自身のメーラーで受信したあと、メーラーの設定で自動的に振り分けるなどの手間が必要あった。

 迷惑メールブロックサービスでは、迷惑メールの可能性のあるデータをサーバ上に隔離するため、ユーザーは自身のメーラーで受信する危険を回避できる。

 利用にはOCNホームページから、または電話での手続きが必要で、1メールアドレスにつき、210円の利用料が発生する。ただし、8月末日までは無料で利用できる。また、「ウイルスチェックサービス」との同時利用で「安心メール割引」の適用もある。

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