KDDIは2月23日、情報漏えい防止機能を備えるファイル交換サービス「KDDI セキュアシェア」を3月1日に開始すると発表した。企業内や企業間での大容量ファイルの受け渡しといった用途に向ける。
KDDIによると、現在、企業のファイル交換はメールへの添付が主流で、誤送信や盗聴のリスクが高い。またCD-ROMなどに記録して郵送する場合も手間や時間がかかり、紛失のおそれがある。
新サービスでは、KDDIのデータセンター内にファイル交換用サーバを設置。顧客企業がインターネット経由でファイルをアップロードすることで、安全にファイル交換ができる。
米SimDesk Technologiesのセキュリティ・プラットフォーム技術を採用。ファイルのアップロード時に自動的に暗号化処理を施す。ファイルにアクセスするにはIDとパスワード認証が必要で、アップロード側のユーザーが指定したユーザーだけが閲覧やダウンロード、更新を実行できる。
月額料金はディスク容量500Mバイト、5ユーザーのプランで8400円。このほか初期費用として1契約あたり1万500円の工事費を設定する。
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