コクヨ、GPSを活用したこども防犯ツール「コクヨ どこライン」7月開始

 コクヨ(黒田章裕社長)は、新世代の防犯ツールを使用したサービス「コクヨ どこライン」を7月11日から開始する。コアシステムズ(都築邦昭社長)がGPS(全地球測位システム)を活用して開発したもの。

 サービスエリアは東京都、広島県で限定的にスタートし順次拡大予定。各地の学校、介護施設、医療機関などを対象に、05年度で約1万5000台のサービス提供をめざす。

 NTTドコモのデータ通信サービス「DoPa」とGPSを活用し、専用の小型端末の位置を携帯電話やパソコンで確認することができるというもの。自宅などの住所を拠点とした日常の行動範囲をあらかじめ設定することで、専用の小型端末が行動範囲を越えた時点で、自動的に緊急連絡が送信される。

 緊急連絡は、各地の地域に密着したコミュニティFM局にも送信され、FM局は社内に「サポートセンター」を開設し、放送エリア内を対象としてパソコンの地図上で位置を把握し、要請があればラジオ放送を通して、タクシー会社や近隣住民など、地域コミュニティへ保護を呼びかける。地域FM局によるサポートは、エフエムふくやま(広島県福山市)から開始し、日本コミュニティ放送協会加盟の各局(全国175カ所)とタイアップし、順次、全国エリアに拡大していく予定。

コクヨ

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