NextIT、スパイウェアを検出可能な初のゲートウェイセキュリティ製品

 ネクスト・イット(NextIT、仲西敏雄社)と、統合ネットワークセキュリティ製品デベロッパーのアスタロー・アーゲー社(Astaro、本社・ドイツ)は、オールインワン型ネットワークセキュリティ製品のソフトウェアベースソリューション「Astaro Security Linux」とセキュリティアプライアンス「Astaro Security Gateway」の日本におけるディストリビューション、保守、サポートサービスに関するパートナー契約を締結したと発表した。3月18日から販売開始し、初年度売り上げ1億円を見込んでいる。

 「Astaro Security Linux」は、大企業および中堅企業向けに、使いやすくLinuxをベースに改良したOSとともに、包括的な7つの統合防御機能(ファイアウォール、VPN ゲートウェイ、IPS(不正侵入防御)、アンチウイルス、SPAM防御、URLフィルタリング、スパイウェア防御)をもつネットワークセキュリティパッケージを提供する。インテルCPUやその互換CPUのハードウェアの上で動作し、容易な導入展開と運用管理を実現しつつ、包括的な防御を提供している。

 「Astaro Security Gateway」は、中堅・中小企業向けに「Astaro Security Linux」をプリインストールした、容易に設定可能なラックマウント型アプライアンス。直感的なWebAdminグラフィカルインターフェイスによって、容易な運用管理を実現する。一人の管理者が7つすべてのAstaroセキュリティアプリケーションをWebブラウザから管理可能となっている。

 価格は、「Astaro Security Linux Base License 10 User」で6万4050円から。

 NextITでは、情報リスクマネジメントのコンサルティングを始め、顧客のシステム運用管理を支援するプロフェッショナルサービスおよび24時間365日体制でサポート可能なコールセンター「RiMIC(リミック):Risk Management Information Center」によって、Astaro社製品の日本語によるサポートを提供し、顧客のセキュリティ向上に対する需要に対応していく考え。

ネクスト・イット
「Astaro Security Linux」

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