情報セキュリティは顔がポイント!?--SECURITY SHOW 2005/IC CARD WORLD 2005 速報-- - (page 3)

奥隆朗(CNET Japan編集部)2005年03月03日 22時51分

 2005年3月2日から3月4日に開催されている「SECURITY SHOW 2005」は、情報セキュリティに加えて、ファシリティなどを含めたあらゆる分野のセキュリティソリューションを提示するイベントだ。今回は個人情報保護法とe文書法の施行を目前に控え、バイオメトリクスや監視カメラ、文書管理を中心としたセキュリティソリューションの出展が目立っていた。バイオメトリクスでは、指紋認証、静脈認証のほかに、顔の特徴で認証を行う顔面認証に注力するメーカーが多数見られた。一方「IC CARD WORLD 2005」は、本格普及が始まった電子マネーと社員証を組み合わせるソリューションのほか、RFIDを利用した管理システムなどが目立っていた。

ウェブカメラによって顔面認証を実施し、PCの不正使用を防止するシステム。不正利用者へ警告画面を表示することも可能だ(NEC)

AIを組み込むことで学習し、認識率を高められるモーションセンサーシステム。「5分動かない場合に警告する」などの設定をすることで、爆弾テロなどにも対応可能になる(ネイビス)

パソコンとネットワーク機器の間に接続することで、ウイルス検知やファイアウォール、VPNなどの機能が利用できるセキュリティ機器(アルテックADS)

「IC CARD WORLD 2005」では、FeliCaやEdyといった電子マネー用のICカードをさまざまな形で活用したソリューションが目立った(上:NTTデータ/下:フェリカネットワークス)

写真入りのICカードを内製できるシステム。新入社員や契約社員などの増加にも即応できる(富士写真フイルム/富士ゼロックス)

MacintoshとWindowsの両OSに対応できるICカードセキュリティシステム。大手製造業メーカーのデザイン室など、Macが多数導入された環境ではすでに活用されている(NTTコミュニケーションズ)

Edyで支払いするときを利用して情報を収集し、顧客管理を行うASPシステム。基本的にはアウトソースとなるため、機器はEdyカードリーダーを追加するのみで利用できる

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