NTTコム、セキュリティレベル比較サービスを開始

エースラッシュ2005年01月27日 17時18分

 NTTコミュニケーションズは、自社の情報セキュリティレベルを全国平均と比較する「セキュリティ検針」サービスを、3月から提供開始すると発表した。申し込み受付は1月31日から行われる。

 顧客企業の社内ネットワークに設置する検針装置(IDS)によって、内部の不正利用や外部からの驚異を常時監視する。自治体の場合、総合行政ネットワーク経由でIDS監視や情報提供などのサービスを提供する予定だ。

 IDSによって収集した利用状況のログを分析し、システムごとの不正利用の有無と驚異のレベルを点数化する。点数は、顧客企業専用のサイトで日々更新される。また、ウィルス蔓延などの緊急事態の場合には、電話やメールで発生状況を通知したり、必要な対策のアドバイスや支援も行う。

 点数化することで、専門知識がなくとも問題のある端末の特定や部門ごとのセキュリティレベルの比較、自社と全国平均の比較などを容易に行えるサービスだ。状態を把握するだけでなく、全国平均値との比較を見せることで、社内外に対して自社のセキュリティレベルを説明しやすくなる。

 提供価格は、月額費用で13万4400円から、初期費用が16万5900円から。これにはIDSレンタル費用が含まれるが、監視用の回線費用は含まれない。

 同社では、企業や自治体向けに3月末までに100社、9月末までに500社へのサービス提供を見込んでいる。

NTTコミュニケーションズ

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