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善意を装うトロイの木馬が出現--アドウェア除去を騙りPCを改ざん

2004/10/08 10:55
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 セキュリティベンダーのSymantecはインターネットユーザーに対し、アドウェアを削除すると同時にコンピュータの設定も変えてしまうトロイの木馬について警告を発している。

 「Downloader.Lunii」というこのトロイの木馬は、さまざまなアドウェアプログラム(スパイウェア)を削除すると同時に、Windows PCのセキュリティ設定も悪意を持って変更し、未知のウェブサイトからファイルをダウンロードしてくる、とSymantecは話している。

 Symantecのエンタープライズ戦略ディレクター、Nigel Beightonは、「トロイの木馬が可能な限り多くのセキュリティ設定を変更しようとするのは良くあることだ。Microsoft、Symantec、McAfeeのソフトウェアが狙われることが多い」と語った。

 SymantecではLuniiを「ローリスク」に分類している。

 コンピュータのバックグラウンドで検知されずにこっそり動作することから、トロイの木馬はスパイウェアと呼ばれる場合も多い。スパム対策企業のSpamhausが先ごろ出した警告によると、スパイウェアはネットワークに接続された数万台のコンピュータを支配下に置いているという。スパマーやハッカーはこれらの「ゾンビPC」を使ってDoS(サービス拒否)攻撃やスパム攻撃を行っている、と同社は説明した。

 米下院は先週、所有者に無断でPCの設定を変更し、PCを乗っ取って、勝手にソフトウェアをダウンロードする行為を禁じる法案を通過させた。

 Symantecはユーザーに対し、Windowsのプリンタやファイル共有機能をはじめ、不要なサービスはすべて無効にし、セキュリティパッチも最新にしておくよう推奨している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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