池田信夫氏や西和彦氏ら、新会社で電子書籍出版へ--著者を公募

岩本有平(編集部)2010年03月26日 19時38分

 経済学者の池田信夫氏や元アスキーの西和彦氏らが設立したアゴラブックスは、iPadの発売にあわせる形で4月より日本語電子書籍の発刊および販売を開始する。

 同社では、書き下ろし書籍を新刊として販売するほか、出版社と協力して既刊書籍を「電子文庫」として販売する。またインターネットで著者を公募し、審査した上で電子書籍として販売する「ダイレクト出版」も手掛ける。そのほか、学術書も取り扱う。読者からの復刊リクエストも募集する。

 閲覧には、ブラウザでプラグインを導入することなく利用できる「AJAXビューワー」開発している。書籍データをサーバ側に起き、読むときだけデータにアクセスするクラウド方式にしている。

 決済では当初ライブドアと協力し、livedoor IDを利用した決済方法を導入する。今後は、その他の決済方法についても導入していく予定。

 電子書籍のラインアップは以下の通り。今後も権利者との交渉がすみ次第、順次発表していく予定。一部のコンテンツはすでに無料で公開されている。

 アゴラブックスは3月1日の設立。池田信夫氏が代表取締役を務めるほか、取締役には西和彦氏、マイ・カウンセラー代表取締役社長の田代真人氏が就いている。

AJAXビューワーのイメージ AJAXビューワーのイメージ ※クリックすると拡大します

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