Digg、物議をかもした「DiggBar」を変更へ

文:Josh Lowensohn(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2009年04月16日 16時18分

 Diggはユーザーとメディアの批判的なフィードバックに応えて、URL短縮/ウェブページフレームサービス「DiggBar」に変更を加える計画だ。

 Diggは数週間以内に、登録していないユーザーに対してはDiggBar機能の提供をオフにする。これにより、DiggBarが登場する前のように、DiggBarや短縮リンクなしで各サイトのページに行くことになる。さらに、Diggに登録したユーザー向けには、DiggBarを恒常的にオン、オフするオプションも提供するという。

 DiggBarに対する非難の声が上がる中、Diggの開発担当バイスプレジデントJohn Quinn氏はDiggBarについて、Diggとそのリンク先サイトにメリットをもたらしていると主張している。今回のDiggBarサービス変更を発表したブログで、Quinn氏は、「ざっと45%のDiggアクティビティがDiggBarで行われるようになった」と記した。これは、ユーザーがDiggのメインサイト外で投票するようになったことを意味する。Quinn氏はまた、ユーザーの約25%がDiggBarの関連記事機能(Diggのメインサイトにも表示される機能)を利用しており、短縮したDiggURLが共有される数は10%増加したとも述べている。

 Quinn氏はさらに、DiggがDiggBarから学んだことをDiggのブラウザ拡張に反映するとも述べている。つまり、「Firefox Toolbar」でランダムにDiggの記事を閲覧したり、記事のページビュー数を表示できるようになる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]