国際オリンピック委員会(IOC)は現地時間2月15日、初めてオリンピック期間中のブログ投稿を許可し、8月に開催される北京大会に向けたガイドラインを公表した。
選手たちは長い間、大会期間中にブログ(個人的な意見や感想をつづるオンラインの日記)を書くことを許可するように要求していたが、IOCは著作権契約や個人情報の侵害を引き起こす可能性を懸念していた。
IOCは一連のガイドラインの中で、日記を書く人物がIOCの書式に従う場合に限って、2008年の北京オリンピックの期間中にブログを記述することを許可すると述べている。
「IOCはブログを書く行為を(中略)合法的な個人の表現形式と認め、ジャーナリズム活動とは見なさない」とIOCは述べている。
「大会期間中にブログの投稿を認められた人物がオリンピックに関する何らかのコンテンツを投稿する場合は、オリンピックに関連する個人の体験に限定されなければならない」とIOCは述べた。
8月8日から24日に開催される北京オリンピック期間中、ブロガーはオリンピック大会に関するあらゆるビジュアルまたは音声の素材および第三者に関する秘密情報を投稿することを禁じられる。
ブログを投稿する選手または関係者は、認可された領域外で撮影された静止画像または認可された領域内で撮影された自分自身の写真(ただし競技の様子が一切写り込んでいないもの)のみを投稿できる。
IOCでは、オリンピックの放送契約料が数十億ユーロに相当するため権利者の保護に必死になっている。
ブログはいかなる企業とも独占的な契約を結んではならず、また特定商品についての言及や広告を含めたりすることも許されないとIOCでは述べている。
また、ブログはオリンピック精神に則り「品位と良識のあるもの」でなければならない。
ブログが驚くべき勢いで普及してその影響力が最初に読者として想定していた小さなグループを超えて拡大しており、また特に中国の人権状況とオンライン反体制活動家の取り締まりのために北京オリンピックが批判の対象となっていることからIOCでは警戒心を強めていた。
技術の進歩によってブログの投稿が簡単かつ素早くできるようになったため、2004年アテネと2006年トリノの過去2回の大会ではオンラインで個人的な日記をつづる選手が増えた。しかし、これらのブログはいずれも当時はIOCから正式に認可されたものではなかった。
この記事はReutersのニュースを契約の下、シーネットネットワークスジャパン編集部が編集したものです。海外Reutersの記事へ
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