Googleの最高経営責任者(CEO)であるEric Schmidt氏は現地時間1月25日、新世代のロケーションベース広告を可能にする真のモバイルウェブの登場によって「巨大な革命」が起こるだろうと述べた。
「これはインターネットの再創造であり、PCをめぐるストーリーの再創造であり、それがわれわれの前途に広がっている。そして来年にも起こる可能性が高い」と、Schmidt氏はスイスのダボスで開催されている世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の討論会で発言した。
現在のモバイル広告に関する予測は控えめであり、コンサルタント会社のForresterは売上高が2012年までに10億ドルに満たないと予測している。
しかし、Schmidt氏はこの数字は低すぎると言い、モバイルウェブが転換点に到達しようとしている事実を考慮していないと主張する。
Googleは、米国でオープンな無線ネットワークの導入のために切望されている無線周波数帯の競売に入札し、それを既存のキャリアへの対抗手段として使用することによってみずからが原動力になろうとしている。この動きによってGoogleは中核的なウェブ検索やオンライン広告フランチャイズをはるかに超えた事業を展開できるようになる。
一部のアナリストは付随する高コストについて懸念しているが、Schmidt氏はロケーションベース広告(例えば空腹の旅行者を近くのレストランに誘導する広告)は「非常に優秀な事業」になるだろうと自信をのぞかせた。
音楽や映画のダウンロードといった今日的な事業ですでに苦戦を強いられているコンテンツ提供業者は、モバイルインターネットが豊富な鉱脈であるとはあまり信じていない。
ソニーのCEOであるHoward Stringer氏は「今後はコンテンツの価格に依存した事業は容易ではなくなるだろう」と述べている。
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