吉澤亨史
2008/01/16 19:20
ネットレイティングスは、同社のネット視聴率サービス「NetView」において、Googleが昨年末11月にYahoo!に次ぐ2位の座を獲得したと発表した。2002年以来、楽天が死守してきた地位を、2005年12月時点では14位だったGoogleが奪ったことになる。
この数値はNetViewでの「プロパティ」という指標で、同一企業のさまざまなサイトのアクセス数を企業単位で集計したもの。企業サイトのパワーを計るための重要な指標のひとつで、特徴としてはいくつものサイトを束ねており、会社の分割・合併等がない限り大きな変動の起きにくい指標のひとつとなっている。
2007年11月時点でのプロパティは、1位がYahoo!でアクセス数は4187万3000人、2位がGoogleで同2624万2000人、3位が楽天で同2589万7000人となっている。ネットレイティングスではGoogleが2位を奪取した理由として、投稿動画サイト「YouTube」を2006年に買収したことを挙げている。買収時は810万人程度だったYouTubeの月間利用者数が、2007年12月には1516万7000人に増加している。
なお、今回のGoogleのように短期間でプロパティ順位を押し上げた例は、2003年末から2004年末にかけてのGMO(旧Global media online)以来。当時GMOは、東京証券取引所市場第2部に上場し、インターネット接続サービスのベッコアメ・インターネット、インターネットサービスプロバイダのゼロ、低額レンタルサーバーのpaperboy&co.の買収といったM&A戦略が功を奏し、2003年末時点で16位だったプロパティ順位が1年後には4位となった。
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