Googleを中心としたモバイルデバイス向けのソフトウェアアライアンスが新たに発表された。同アライアンスは今のところ、Nokia独自の計画と競合すると見られているが、これにNokiaが参加する可能性もあることが明らかになった。
Nokiaのマルチメディア事業部のKari Tuutti氏は米国時間11月6日、「可能性は排除しない。有益だと思えるなら参加を検討するだろう。われわれはどんなドアも閉じることはない」と語った。
ウェブ検索大手のGoogleは5日、携帯電話市場への参入を表明したが、Googleはその際、今後リリースされる同社のソフトウェアは携帯電話からのウェブ利用を促進するもので、既存の有力な携帯電話関連企業をおびやかすことはないと主張した。
しかし、アナリストからは、携帯電話業界の現状を打ち破る手段をGoogleが手にするかもしれないという声があがっている。現在、携帯電話市場は一握りの大手携帯電話メーカーと地域ごとに配置された通信サービス事業者に支配されており、消費者の選択肢はこうした利害関係者の厳しい統制の下に置かれている。
Googleの計画は、Nokia、MicrosoftやApple、そして「BlackBerry」の製造元であるResearch In Motion(RIM)といった企業と競合するものだ。
NokiaはSymbianの株式の48%を所有しており、SymbianのOSは世界のスマートフォンのおよそ4分の3で採用されている。
Googleは、モバイルデバイス向けのオープンなソフトウェアプラットフォーム「Android」の開発にあたり、T-Mobile、Qualcomm、Motorolaといった携帯電話業界の大手企業の一部と協力し、取り組んでいくと話している。
アナリストによれば、このプラットフォームの導入により、Googleは急成長するモバイルデバイス向け広告市場で、他社に先んじて有利な立場を確保できる可能性があるという。同市場では、標準と端末設計に関する業界の共通理解がないことがネックになっているからだ。
この記事はReutersのニュースを契約の下、シーネットネットワークスジャパン編集部が編集したものです。海外Reutersの記事へ
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