フェンリル、「メニューエディタ機能」を実装した「Sleipnir 2.5.14」公開

 フェンリルは7月13日、同社が開発するウェブブラウザ「Sleipnir」の最新版となる「Sleipnir 2.5.14」を発表した。専用サイトから無料でダウンロードできる。

 今回のアップデートで、右クリックメニュー(コンテキストメニュー)、メニューバー、ツールバーのメニューをカスタマイズできる「メニューエディタ機能」が新たに実装された。ウェブ検索や各アクションの追加と削除が可能になり、メニューを自由に編集できる。

 旧版からSleipnir 2.5.14にアップデートした場合、メニューエディタ機能を利用するためには、同社サイトの説明に従い、プラグインを有効にする必要がある。Sleipnir 2.5.14を新規でインストールする場合は設定を行わなくても利用できる。

 また、Vista環境でAero有効のとき、標準ツールバーにGlass処理が行われ、Internet Explorer 7(IE7)のように表示できる「AeroGlass」に対応した。

 さらに、プラグイン同一バージョンの上書きインストールや、英語OSでの英語表示に対応したほか、「レベルのカスタマイズ」で「拡張子ではなく、内容によってファイルを開く」が設定どおりに動作しない不具合を修正している。

 なお、Sleipnir 2.5.12の自動アップデート機能に不具合があったため、アップデートは従来通りウィザードで行う必要がある。

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