ティーカップ、日本人向けリゾートを足がかりにSecond Lifeで事業展開

 ティーカップ・コミュニケーションは6月21日、仮想世界「Second Life」上のバーチャル島「Japan Resort(ジャパンリゾート)」を足がかりとして、Second Lifeにおける事業の本格的な展開を開始すると発表した。

 同社は、ブログや掲示板に続く次世代コミュニティーとしてSecond Lifeに着目、4月から、“リゾート・アイランド”のコンセプトのもと、海に囲まれた島の上に、バー、DJブース、プール、ダンスフロア、サーフ場などを設け、日本人や日本好きのメンバーが集って、コミュニケーションを図ったり、リラックスしたりできるリゾート空間Japan Resortを構築・運営している。

イメージ1 Japan Resortのイメージ

 現時点での日本人ユーザーは、約半数がクリエーター系ユーザーだが、今後は一般ユーザーの来訪に備え、初心者向けの優しいガイドラインを設置し、多くのユーザーが楽しくコミュニケーションを図れる場を目指すとしている。レンタルブログサービスやレンタル掲示板などの既存のサービスと同様、teacup.会員へ向けて提供する。

 また、Japan Resortの集客力を活かし、Japan Resortのみならず、本格的に周辺の島を含めた一帯を、同一のコンセプトにて展開し、日本人向けにアイランドの区画販売を行う予定。

 さらに、オブジェクトの自動設置に便利なミドルウェアの提供や、Second Life内での集客業務、中小企業の参入におけるコンサルテーションといった事業展開のほか、イベント系の会社とのタイアップ企画の実施も検討しているという。

イメージ2 Japan Resortのイメージ

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