FujiSankei Business i.
2006/12/19 10:57
英紙フィナンシャル・タイムズによると、インターネット技術を利用したIP(インターネット・プロトコル)電話大手スカイプの創業者が、高画質のテレビ番組をネットで配信する新サービスを2007年から開始する。米ユーチューブなど動画共有サービスが人気を博すなか、新たな動画サービスとして注目を集めそうだ。
新サービスを検討しているのは、05年にスカイプ株を米ネット競売大手イーベイに売却したスカイプ創業者のニクラス・センストロム氏とヤヌス・フリス氏。新サービス「ベニス・プロジェクト」はブロードバンド(高速大容量)回線を活用し世界規模で提供する。
ハイビジョンに近い高画質で、ユーザーごとにチャンネルの設定ができる機能も付ける。約6000人による運用試験を実施し07年にサービスを開始する予定だ。収入は番組に組み込む広告から得る。
番組配信での提携先企業は明らかになっていないが、ワーナーミュージックは米人気アーティストのパリス・ヒルトンらが登場する番組を立ち上げる意向だという。番組のデータは大規模サーバーから視聴者のパソコンに配信するのではなく、個々のパソコンをつなぐピアー・ツー・ピア(1対1)のネットワーク技術を利用する。
同紙によると、フリス氏は「テレビのコンテンツ(情報の内容)は、画質にもよるが、チャンネルも重要」と述べ、ウェブテレビでも従来のテレビと同様に、チャンネルごとにコンテンツを提供する考えを示した。両氏は、スカイプ株売却で得た26億ドル(約3070億円)の一部を開発資金に充てたという。
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