「所変われば品変わる」?中韓印に見るSNSの実情

 アウンコンサルティングは11月7日、中国、韓国、インドにおけるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイトについて、「アジアのSNS概要」としてレポートにまとめ、公表した。

 アジア圏でも日本のmixi同様、圧倒的な会員数とトラフィックを誇るサイトが複数存在し、レポートではそのいくつかを紹介している。

まず、韓国では、CyWorld(日本から接続すると日本語ページに転送される)の20歳代韓国人におけるシェアが90%に及び、その92%がほぼ毎日サイトを利用するという盛況ぶり。アウンコンサルティングは、韓国でのSNS人気について、早い段階でのブロードバンド普及を一因とし、通常のウェブより長い滞在時間が前提となるSNS受け入れの土壌が整っていたため、と分析している。

 インドには、ビジネスを目的としたSNSRediff Connexionsが存在し、140万人のユーザーと1万8000のグループから成り立つとされている。

 一方、中国で比較的大きいSNSサイトとされるWealinkは、2006年よりSNSを開設。個人ユーザー間のほか、ビジネスパートナーや就職活動、商目的にも対応する機能が用意されている。

 同じく中国のWangYouは、米国を拠点に置くベンチャーキャピタルのCharles River Venturesの出資を受け、2005年3月に開設。800万人のユーザーを抱え、動画アップロードができるようになっている。

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