ブログは日記、SNSは情報交換を求める--NEC総研が利用実態調査

 NEC総研は6月15日、ブログとSNSの利用動向に関するアンケート調査結果をまとめた報告書「ブログ・SNS利用者の実像」を発行した。これは、ブログやSNSが企業におけるマーケティングや社内での情報共有にも活用しようとする動きが広まっていることから、利用者個人の意識や動向に着目して調査したもの。

 アンケートの回答者数は男性400名、女性400名の計800名で、インターネットリサーチシステムを利用し3月27日から30日にかけて行われた。調査の結果、ブログには「生活や人生の記録」、SNSには「親しくしている人との情報交換」、両方には「趣味や嗜好があう人とのつながり」を求めていることが判明した。また、ブログ利用者の半数近くが複数のブログを運営しているが、SNSでは利用者の4分の3がひとつのサービスにしか参加していなかった。

 ブログのエントリーは、8割以上が週に1回以上更新している。一方SNSでは、ほぼ7割が1日1回以上サービスにアクセスし、約3分の2は日記を週に回以上更新している。なお、実社会で面識のないネット上の知り合いからの招待で、SNSに参加するようになった人の割合は、年齢層が高くなるほど大きくなり、45歳以上の利用者では4割に達するといった傾向が判明した。

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