CMサイト、視聴回数に応じて課金する動画広告「レンタルCM」を提供

鳴海淳義(編集部)2010年04月19日 15時00分

 インターネットCMの専門サイト「CMサイト」を運営するCMサイトは、CMサイトで配信済みのインターネットCMを広告主に貸し出し、視聴回数に応じて課金する広告サービス「レンタルCM」を提供開始した。

 CMサイトでは、さまざまな企業のインターネットCMが公開されている。ユーザーがそれらのCMを閲覧するとプレゼントがもらえる仕組みだ。

 これまでCMサイトが自社制作したインターネットCMは、プロモーション用途での転用が禁止されていた。新サービスのレンタルCMではSWFファイルごと貸し出されるため、クライアントは自社サイトに掲載できる。

 再生時にSWFファイルから送信される再生マーカーをCMサイト側のサーバで受信し、再生数をカウントする。費用は月額基本料金の5万円に加え、約3分のCMが最後まで視聴されるごとに50円が課金される。

 CMサイトは、バナー広告から商品申込ページに誘導する方法と、バナー広告からレンタルCMを経由して商品申込ページに誘導する方法の2通りを比較するテストを実施した。その結果、後者の購入率は前者の最大約4倍に、さらにトライアル商品から本製品購入への引き上げ率も最大3倍以上に増加したという。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]