テレビCM×iMenu広告でモバイルサイトに誘導--電通とD2C

永井美智子(編集部)2009年08月07日 21時49分

 電通とディーツー コミュニケーションズは、テレビCMとNTTドコモのモバイルポータルサイト「iMenu」の広告を連携させた広告商品を販売する。第1弾として、アイフリークのHTMLメール素材サイト「デコメ★コレクション」(デココレ)の広告展開を開始した。

 テレビCMと、iMenuの最上部にある「トップパネル広告」のクリエイティブを連動させた点が特徴。8月5日よりフジテレビ(CX)系の番組と番組の間にスポット広告としてデココレのテレビCMが放送されており、iMenuにアクセスするよう呼びかけている。トップパネル広告をクリックすると、デココレのサイトにアクセスできる仕組みだ。いずれの広告も8月9日まで放送、掲載される。

iMenuトップパネル広告 iMenuでの広告掲載イメージ。青で囲んだ部分が「トップパネル広告」で、サイト内で最初にカーソルがあたる部分となる

 電通によると、これまでモバイルサイトにアクセスするにはユーザーがキーワードを検索するなどのアクションが必要だったが、iMenuに広告を掲載することで、より少ないアクションでサイトにたどり着けるようになるという。また、モバイル広告だけではモバイルコンテンツに慣れたユーザーが多く集まり、集客しても目当てのコンテンツをダウンロードするとすぐ退会してしまう場合が多いのに対し、テレビCMを併用することで、これまでHTMLメール素材をあまり使ったことのない層も呼び込むことができ、継続率が高まるとみている。

 電通は独自の分析ツール「D-CATS」を使って、ユーザーの行動を計測し、効果測定も実施する。また、アイフリークと共同でアンゴラウサギのキャラクターを作り、HTMLメール素材を配布するなどして、口コミも促したい考えだ。

 なお、電通によればiMenuのアクセス数は1週間で1億1200万PV、ユニークユーザー数は1650万人とのことだ。

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