TVbreak、JASRACが東京地裁に起こした提訴に対するコメントを発表

 動画共有サイト「TVブレイク」を運営するジャストオンラインは8月27日、同社に対し日本音楽著作権協会(JASRAC)が東京地裁に起こした1億2800万円の支払いを求める提訴について、コメントを発表した。

 JASRACでは2007年6月に、動画共有サイトに対してのガイドラインを公開し、動画配信サービス提供事業者らに対して、権利侵害動画の削除や楽曲利用に関する許諾契約の締結について書面で伝達し、契約を締結してきた。

 JASRACによると、これに対し、ジャストオンラインは「同社サイト上で発生する著作権侵害について責任を負わない」と主張。TVブレイク上での著作権侵害行為を放置したまま、対策を取らずに事業を継続したとして、著作権侵害行為の差し止めと損害賠償の支払いを求めた提訴に至った。

 ジャストオンラインは、8月18日付けで本件に関する訴状を受け、コメントを発表した。TVブレイクは、「プロバイダ責任制限法に沿って適法の範囲において運営されており、JASRACからの削除要請を拒否した事実はない」と主張。訴状に添付された証拠書類にて指摘を受けた、権利侵害コンテンツ2万613件のURLなどについて、JASRACによる具体的な削除要請とし、削除作業に取り掛かるとしている。

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