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Facebook開発者ら、アプリケーションスパム問題を語る

2008/06/12 17:53
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 バージニア州アーリントン発--米国時間6月11日午前、Facebookのプラットフォームエンジニア4人が「Graphing Social Patterns: East(GSP East)」カンファレンスのステージに上がり、同カンファレンスの主催者であるDave McClure氏が司会を務めるパネルディスカッションで、ソーシャルネットワーク開発者にとって次のイニシアチブは何であるかについて議論した。聴衆の多くが開発者であるこの小規模なカンファレンスにおけるディスカッションに参加したのは、シニアプラットフォームマネージャーのDave Morin氏、プログラムマネージャーのJosh Elman氏、製品マネージャーのRuchi Sanghvi氏、プラットフォーム製品マーケティング担当ディレクターのBenjamin Ling氏である。

 Morin氏は、Facebookのアクティブユーザーが全世界で8000万人を超えたと述べた。

 Facebookの従業員が参加するカンファレンスのパネルとしては毎度のことであるが、4人の参加者は洗練され、立場をわきまえており、彼らは話の中で、Facebookの「信頼できる環境」という言葉や、ユーザーがもっと自らのデータをコントロールできるようにしたいという思いを頻繁に口にした。とは言うものの、彼らのメッセージは明確だった。Facebookは、現在2万4000を超えるアプリケーションが利用可能となっているそのプラットフォームを自ら統制し、押し寄せてくるゾンビや吸血鬼、海賊、忍者から守る必要があるというのだ。

 Ling氏はソーシャルネットワークの「アプリケーションスパム問題」について「(開発者)コミュニティはバイラルマーケティングに基づく手法を多用することで成長してきたが、われわれはユーザーがそういったことを好ましく思わないということを学んだ」と述べた。同氏は「われわれは、Facebookがアプリケーション開発を行ってきたのと同様の方法で開発が行われることを期待し、素晴らしいアプリケーションを開発するための一連のツールを開発者らに対して公開した。そして、一部の開発者はそうしたが、他の、おそらく多くの開発者はそうしなかった」とも述べた。

 Ling氏は続けて「われわれが学んだことは、システムを統制するような仕掛けを実際に追加し、ユーザーからのフィードバックに基づいて露出機会を与えることで適切なインセンティブを設けることが重要だということ」と述べた。ここで、Facebookが近々行おうとしているプロフィールページのデザイン変更が出てくるわけだ。新デザインでは、タブインタフェースを採用し、数多くのアプリケーションをフロントページから移動させることで、ユーザーエクスペリエンスをすっきりさせるようになるものの、多くの開発者は従来と同様の注目を集めることができなくなるのではないかと懸念している。一部の開発者はすでに、Facebookが新たに実施した規制によって自分たちのアプリケーションを広めることが困難になったと感じていることを考えれば、これは開発者にとって身震いするほどのPRと言えるだろう。

 4人のパネリストは全員、最初のうちは新デザインに問題を感じる開発者がいるかもしれないものの、最終的にFacebookにとって「よりリッチ」でよりダイナミックなエクスペリエンスを提供できるようになるため、アプリケーションが同サイトにおけるソーシャルレベルのインタラクションによりくい込んでいけるようになると述べた。パネリストらは、より重要なこととして、ユーザーがプラットフォーム上で嫌悪感を感じることなく、好みのアプリケーションを口コミで紹介していけるようになるだろうということを強調した。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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