米アマゾン・ドット・コムが再びダウン

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2008年06月10日 14時46分

 米国時間6月9日、Amazon.comのウェブサイトが再びオフライン状態になった。同サイトでは6日にも2時間にわたりサービスが停止した。

 米国太平洋夏時間9日午前10時8分現在、Amazonのメインサイトには、「Http/1.1 Service Unavailable」というエラーメッセージが表示されている。このエラーメッセージは、6日にも表示されていた。

 6日に機能停止に陥ったのは、米国のユーザーが利用するAmazon.comサイトだったが、9日には同社の英国サイトも機能停止に陥ったようだ。

 太平洋夏時間午前10時59分:Amazonにコメントを求めたが、まだ回答はない。しかし、Amazonは販売者向けのフォーラムで一連の問題を認めた。以下は同社のコメントだ。「現在、ある問題が発生し、サイトパフォーマンスに問題が生じている。われわれのエンジニアが懸命に問題解決に取り組んでおり、今後もサービスが復旧するまで最新情報の提供を続ける」

 太平洋夏時間午後12時28分:Amazonは9日、販売者向けコミュニティフォーラムに「問題は解決した」との情報を掲載した。しかし、解決したのは9日に発生した問題ではない。Amazonが掲載したのは古いニュースで、同社は6日に、同日発生した問題を解決したとの内容だった。2度目の機能停止については、まだ何の発表もない。

 太平洋夏時間午後1時40分:Amazonは9日の問題を認めたものの、詳細は明らかにしなかった。以下は同社のコメント:「一部の顧客から、9日朝にAmazonのリテールサイトで断続的なアクセス障害が発生したとの報告を受けた。しかし、現在、これらの問題の解決に取り組んでいる。また、Amazon Web Servicesに影響はない」

 太平洋夏時間午後2時50分:ある読者と私がAmazonの米国サイトにアクセスしようとしたがタイムアウトとなり、その際、何のエラーメッセージも表示されなかった。どうやら、まだ完全には復旧していないようだ。

 編集部注:本翻訳記事を公開した時点(日本時間6月10日午後2時40分)には、米英Amazonのサイトが復旧していることが確認されている。また、9日の問題が解決した旨のスレッドが先のフォーラムには掲載されている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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