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グーグル、米医療機関で個人健康記録プログラムを試験運用へ - (page 2)
しかし、こうした「health 2.0」イニシアチブでは、必然的にプライバシーに対する懸念が持ち上がることが予想される。そしてこうしたプロジェクトに批判的な人々は、すでに意見を表明し始めている。過去の個人医療情報の盗難に対する懸念を強調しているプライバシー保護団体のWorld Privacy Forumは、医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(Health Insurance Portability and Accountability Act:HIPAA)の対象になっていないサードパーティー製のPHRシステムに対する懸念を表明するリポートをすでに発刊している。HIPAAは1996年に制定され、患者の担当医師以外の関係者が秘密の医療データにアクセスしたい場合にはその個人に通知しなければならないと規定されている。
問題となるのはセキュリティだけではなく、マーケッターやその他の企業体が本来は秘密であったはずのデータを悪用できるようになる可能性があるとWorld Privacy Forumは指摘する。しかし、同プライバシー保護団体はGoogleの新しいプロジェクトやMicrosoftなど他の企業のプロジェクトに対して明確な立場を表明していない。
一部のプライバシー擁護主義者にとってGoogleは特に大きな懸念の対象となっている。というのも同社はすでにユーザーに関する非常に多くのデータを手にしているからだ。
プライバシーのコンサルタントであるRobert Gellman氏はリポートで次のように記している。「PHRに関してはいくつか称賛に値する健全な目標もあるかもしれないが、利益を上げるためなら医療システムに残っているあらゆるプライバシー保護手段を回避したいと考える企業やその他の人間にとってPHRは魅力的なターゲットでもある」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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