スカイプ、動画共有に対応したWindows向け「Skype 3.5」公式版の提供を開始

 スカイプは8月10日、インターネットを使用する無料のコミュニケーションソフトウェア「Skype」の最新版として、Windows向け「Skype 3.5」公式版のダウンロード提供を開始したと発表した。

 Skypeは、WindowsやMacOS、Linuxで利用できるソフトウェア。無料で利用できる音声、テレビ電話機能やインスタントメッセージ機能を搭載している。また、有料で固定電話や携帯電話との発着信が行えるサービスも提供されている。

 最新版では、Skypeのユーザーが世界中のSkypeユーザーと動画を共有する機能が新たに追加された。これは、仏Dailymotionおよび米MetacafeがSkype社のパートナーに加わったことで、これらのサイトの300万本以上の動画から気に入った動画をダウンロードし、自分のSkype「ムード」に貼り付けることが可能となったというもの。

 自分のプロフィールに動画を追加することで、個人の近況や気持ちなどを他のユーザーと共有したいというニーズは世界的に高まっており、Skypeは動画共有機能で、これに応えたとしている。なお、ユーザーはビデオコンテンツをSkypeチャットに入れることも可能だ。

 このほか、着信した通話を他のSkypeユーザーに転送する機能も追加された。Skype Proの登録したユーザーは、固定電話や携帯電話にも転送が可能となった。また、自動リダイヤル機能も追加されている。これは相手が通話中の場合、2分ごとに相手が応答するまで自動的にリダイヤルする機能。Skype社では、ユーザーが、より簡単・便利にSkypeを利用できるようビジネスを展開するとしている。

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