auの検索連動型広告、バナー広告らと同規模の売上に

永井美智子(編集部)2007年07月30日 19時10分

 KDDIがGoogleと提携して提供しているEZwebの検索サービスにおいて、検索連動型広告の売上が従来のバナーなどによる広告と同規模にまで成長していることがわかった。モバイル検索連動型広告市場はNTTドコモ系列のディーツー コミュニケーションズやオーバーチュアなども参入しており、市場規模は大きく拡大しそうだ。

 これはKDDI取締役執行役員常務コンシューマ事業統轄本部長の高橋誠氏が7月30日に明らかにしたもの。

 auは2006年7月にGoogle検索を導入した。2007年6月の検索クエリ数を2006年7月と比べると、約2倍に伸びているという。

  ドコモはディーツー コミュニケーションズが提供する検索連動型広告をiメニューの検索サービスに導入している。また、ソフトバンクモバイルのポータルサイトであるYahoo!ケータイやYahoo!モバイルにはオーバーチュアが検索連動型広告を提供している。

  電通総研の調査によれば、モバイル検索連動型広告の市場規模は2007年が87億円、2011年には494億円になる見通しという。モバイル広告市場全体に占める割合でみると、2007年が15.6%、2011年には38.5%にまで成長する予測だ。

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