GMOアドネットワークス、フィード管理サービス「FeedBurner」に4つのサービス追加

 GMOアドネットワークスは7月30日、自社が運営するRSS管理サービス「FeedBurner(フィードバーナー)」に、4つのサービスを追加し、7月20日より無料にて提供を開始したと発表した。

 FeedBurnerは、ニュースサイトやブログ開設者、ならびにRSSフィードを配信しているサイト管理者向けの、無料のRSSアクセス解析ツール。GMOアドネットワークスによると、現在、世界で約40万のパブリッシャー(発信者)に利用されており、FeedBurnerを経由して配信されているフィードは、世界で約2000万人、日本では約260万人のユーザーに購読されている。

 この度、新たにアクセス解析機能「FeedBurnerスタッツPRO」と、独自ドメインでのRSSの配信を可能とする機能「マイブランド」、およびRSS記事へのクリック回数を確認できる「記事のクリックスルー集計−検索エンジン優先設定」を追加。さらに、APIを提供する。

 FeedBurnerスタッツPROは、これまでFeedBurnerが提供していたフィード購読者数を集計するアクセス解析機能に、フィード記事へのユーザーのアクセス数や、閲覧回数を確認する機能を付加したもの。FeedBurnerスタッツPROを「有効」にすることにより、フィードリーダーに登録したフィード購読者のうち、実際に記事を閲覧、またはクリックするといったアクションを起こしたユニークユーザーの総数を集計し、表示。フィードリーダーに登録しただけなのか、実際に各記事を読んでいるのか、判断することが可能になるとしている。

 マイブランドは、発信者の好みのドメインでFeedBurnerのフィードにアクセスできる機能。RSS購読者に対し、発信者独自のブランドを確立し、印象付けることが可能になるとしている。

 記事のクリックスルー集計−検索エンジン優先設定は、ウェブサイトやブログ本文へとクリックで移動したユーザー総数を、日単位で把握できるアクセス解析機能に、検索エンジンの最適化の設定を付加した機能。フィード購読者の記事への関心度合いを把握できるとしている。

 また、今回2つのAPIを公開している。まず、「記事単位での情報取得」は、フィードの記事情報を取得することが可能。過去24時間の購読者数やヒット数、ブラウザおよびフィードリーダーでの表示回数、ブラウザ、RSSリーダー、ボットからの記事に対するクリック数などのデータを取得可能だ。

 さらに、「再配信情報の取得」は、フィードの記事全部の情報、過去24時間の購読者数、過去24時間のヒット数、ブラウザ/フィードリーダーでの表示回数、ブラウザ/フィードリーダー/ボットからの記事に対するクリック数、再配信先のリファラ経由の記事単位での、ブラウザ/フィードリーダーでの表示回数、再配信先のリファラ経由のブラウザ/フィードリーダー/ボットからの記事に対するクリック数などのデータを取得することができる。

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