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次のグーグルはどこか?--検索業界の著名人らがRed Herring Eastカンファレンスで語る

2007/06/29 18:56
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 マサチューセッツ州ボストン発--検索業界の著名人らが米国時間6月28日、当地で開催のRed Herring Eastカンファレンスに集まり、次の良いアイデア探しに関心を寄せているベンチャーキャピタリストらに知恵を提供した。

 同カンファレンスにパネリストとして参加したAsk.com、Answers.com、Truveo/AOL、Microsoft Searchの重鎮らには多くの質問が寄せられたが、彼らはそれらをうまくかわした。

 彼らが浴びた質問の例としては、次に注目すべき大手検索企業はどこだと考えるか、株式を公開する見込みがあるのはどの企業か、ビデオ検索で利益を上げるにはどうすれば良いか、ビデオ検索エンジンに徹するべきか、あるいは検索したビデオをサイト上で視聴できるようにすべきか、などだ。

 今週はじめに業界の専門家がモバイルビデオについても同様の発言をしたが、問題なのは、技術が事態を停滞させているということではなく、これらの新しい技術やサービスから利益を上げる方法を見出せるかどうかだ、とパネリストらは指摘した。

 パネリストらは、ZoomInfo.comMahaloといった検索エンジンに強い印象を受けたという。ZoomInfo.comは求職専門の検索エンジンだ。またMahaloは、Weblogsの創業者であるJason Calacanis氏が開始した検索エンジンで、最も頻繁に検索される検索語に合った結果を人の手で作り出すのが特徴となっている。

 パネリストらは、Mahaloのユニークさは認めるものの、Mahaloや他の新しい画期的な検索エンジンを、検索の定義を変えるものとは考えていない。

 ただ一部のパネリストから、大きな利益を見込めるのは、一般のメディアが全く注目していない企業向け検索エンジンだという意見が聞かれた。

 例えば、Endecaという企業は、数あるサービスの1つとして、カスタマイズされた企業向け検索エンジンを提供している。Microsoftの新興企業チームの検索担当マネージャー兼事業開発担当ディレクターのDon Dodge氏によると、Endecaの2007年の予想売上高はおよそ1億ドルだという。

 「Endecaはいずれ、ボストンに拠点を置く次の10億ドル企業になるだろう。同社は企業向け検索に注力しているが、今、企業向け検索に注目している人はほとんどいない。なぜなら、ウェブ検索ほどの魅力がないからだ(中略)彼らは間もなく株式を公開するだろう」(Dodge氏)

 Ask.comの製品管理担当バイスプレジデントであるDoug Leeds氏もEndecaの重要性に関するDodge氏の評価には同意したものの、Dodge氏とは異なる見方を示した。

 「Endecaが本当に株式を公開するのだろうか。私はそうは思わない(中略)Endecaは株式公開前に買収される可能性が高い」(Leeds氏)

 では、ビデオ検索に関する質問についてはどうか。

 ビデオ検索エンジンTruveoの創設者であるTim Tuttle氏は、「ビデオ検索機能を追加することにより、他の検索サービスのトラフィックが増加するという点に関しては私も他の人と同意見だ」と語る。Tuttle氏はさらに、「しかし、人々がビデオを見て楽しみたいと考えれば、そこに全く別の大きなチャンスがあると考える」と語った。Truveoは2006年にAOLに買収されている。

 「15分間の空き時間があり、楽しみたいと思った時に誰もが利用するツールを考えつくことができれば大金を手にしたようなものだ。米国の全ての広告主があなたの家の前に列を成すだろう。しかし、まだそのようなツールを手にした者はいない」(Tuttle氏)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ

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