ヤフーは、7月1日付けでインターネット調査子会社インフォプラントとインタースコープを合併させ、社名を「ヤフーバリューインサイト」に変更すると発表した。
ヤフーは2005年10月にインフォプラントを、2007年2月にインタスコープをそれぞれ子会社化した。5月にはインフォプラントを存続会社とし、インタースコープを吸収合併させることを決定。合併後の新社名や役員構成について検討してきた。
今回の発表によると、合併後のヤフーバリューインサイトは、代表権のない取締役会長に現インフォプラントの大谷真樹社長が、代表取締役社長に現インタースコープの田部信社長が就く。またヤフーの藤根淳一氏が取締役副会長を務める。このほかヤフーから3人、インフォプラントから1人が取締役に就く。
ヤフーバリューインサイトでは、約150万人のアンケートモニターを持つことになる。この経営資源を基盤に、インフォプラントの手がけてきた短期間/低価格な調査サービスと、インタースコープの複雑なカスタマイズに対応した調査サービスを、顧客の需要に合わせて提供していくという。直接モニターと顔をあわせる会場調査、グループインタビューや、データマイニング、コンサルティングといったサービスも拡充する。
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