食べ物口コミサイト「もぐナビ」が刷新--食品情報と投稿データの連携強化

岩本有平(編集部)2007年06月20日 08時00分

 Eat Smartは6月20日、食品の口コミサイト「もぐナビ」をリニューアルした。ユーザーナビゲーションの強化と、コンテンツの拡充を目指す。

 もぐナビは、お菓子やデザートから生鮮食品までスーパーやコンビニなどで購入できる食品のレビューや口コミ情報を投稿できるほか、コミュニティーを開設して同じ趣味のユーザーとの交流ができるサイトだ。食品の情報は、もぐナビが提供するHTMLタグを貼り付けることで、ユーザー自身のブログで表示することもできる。

 食品メーカー向けに商品情報管理用のサービスも提供しており、現在約130社のメーカーが商品プロモーションの場として利用している。2006年8月のサービス開始以来、約16万点の食品のデータを保有し、4万件以上の口コミが投稿されている。

 リニューアルでは、画像を投稿できるようになったほか、口コミを「評価」「質問」「食べ方」といった6種類のカテゴリに分類して投稿できるようになった。これにより、ユーザーは「この食品の食べ方を知りたい」といったように、目的に応じた口コミを検索できるようになる。質問のカテゴリを選択した口コミについては、Q&Aサービス「教えてクチコミ」にも表示されるため、他のユーザーから質問に対する回答を受け付けることが可能になる。

 また、食品の情報ページに「これ食べたい」ボタンを設置することで、口コミを投稿するヘビーユーザーでなくとも、クリックひとつで食品に対しての意思表示ができるようになった。さらに食品情報をもとに、関連する動画をYouTube内で検索し、画面上に表示する。そのほか、同じような意見の口コミが投稿されている別の食品を表示することで、ユーザーがまだ知らない食品に対するリコメンドもできるようになった。

 今後、食品メーカーに提供している管理機能も強化する予定だ。自社食品に注目するユーザーの分析機能などを追加し、オプションとしてメーカーに月額定額で提供する方針だ。そのほか、サイト上でユーザーに対して新製品や試供品などを配布し、プロモーションやヒアリングを行う機能も提供し、収益化に結び付けたいとしている。

 Eat Smartではもぐナビについて、2007年度中に25万ユーザー、データ提供メーカー200社の獲得を目指す。リニューアルにあわせて、食べたい食品の情報をユーザーのブログに貼り付けることで、5000円相当の食品がプレゼントされるキャンペーンなどを展開する。

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