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イーベイ、スカイプとペイパルによる世界的な電子商取引を目指す

2007/06/14 15:07
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 ボストン発--eBayが世界的な電子商取引市場に乗り出す意向を示している。「Skype」と「PayPal」の統合強化もその一環である。

 eBayは米国時間6月13日、当地で開催された同社の開発者カンファレンスで、同社設立者であり会長のPierre Omidyar氏、投資家でありeBay取締役のRobert Kagle氏、eBay Markeplaces社長John Donahoe氏らによる座談会を設けた。

 Omidyar氏は現在Omidyar Networkによる慈善活動を行っており、Kagle氏はeBay創設期に出資を行った人物である。両氏らは、オンライン商取引におけるできごとや考え方、eBay設立の助けとなったコミュニティーなどについて考察した。

 座談会に参加した3名の役員は、eBayがさまざまな国際市場に参入し「世界的な商取引」を可能にするツールを作成する必要があると述べた。

 Omidyar氏は「大まかに言うと、私のeBay像は常に、世界中の誰もが話している言語や住んでいる国に関わりなくビジネスを行えるような、統一された世界市場を創造するというものであった。eBayのプラットフォームであるPayPalとSkypeが、重要な役割を果たす」と述べた。

 Omidyar氏らは、eBayが国際取引により深く関わる必要があると述べた。Omidyar氏とDonahoe氏は12日に会い、通貨の違い、関税、配送システムなど、国際取引の問題を解決する方法について議論したという。

 座談会に参加した3名の役員は、何かを確約するようなことはなかったものの、発展途上国でのオンライン商取引普及を促進するのに重要な、携帯電話からeBayのサービスへのアクセスを実現したいという意向を示した。

 Kagle氏は「プラットフォームがPCから他に移ってきており、PCを使わない層において(世界的な電子商取引の)促進と実現につながるだろう。eBayは世界中の商取引のショーケースのようなものだが、ナイロビの太鼓職人が日本の消費者に販売を行うなどといったことは、実現できていない」と述べた。

 Omidyar氏は、より質の高い国際取引用ツールやアプリケーションを開発するといった事柄の推進について、eBayはサードパーティーの開発者を頼りにしていると述べた。同氏は「開発者は常に、あらゆる生態系において革新を導く人たちである」と述べた。

 座談会に参加した3名の役員は、eBayのインターネット電話部門Skypeと、オンライン決済システムPayPalについて、数年のうちに統合を強化するという話題にも触れた。

 Omidyar氏は「この組み合わせにおけるSkypeの役割は、通信手段全般のコントロール性を高めるということだ。実際の商取引における経験に上手くSkypeを統合させる必要がある。世界的取引のコミュニティーがどのようなものになるかということを、大きく左右する問題だと思う」と述べた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

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