またGoogleは、地域ベースでカスタマイズされた検索結果の提供を開始し、「Google Maps」にデフォルト地域を設定したユーザーが、その地域に基づく結果を参照できるようにする。
2007年4月に入ってGoogleは、ユーザーが関心を持つだろうとシステムが考えるページへのボタンをツールバーに追加できる「Queryless Search」の提供を開始した。またGoogleは、各個人が興味を持つと思われる検索、ページ、グループ、ビデオクリップを提案する「Recommendations」タブもホームページ上に設置した。
パーソナライゼ−ションの技術部門を率いるSep Kamvar氏は、「私は好みにうるさい人間だが、誰もがそうだと思う。平均的な人に合う製品を設計するだけでは十分ではない」と述べた。
iGoogleには現在のところ広告は掲載されないが、Mayer氏は今後の計画については何も述べなかった。「ガジェット自体が独特だと思うし、パーソナライズ広告の形式として斬新だと思う」と同氏は述べた。「われわれのテキスト広告と同様に、より実用的で、よりユーザーに密接している」(Mayer氏)
Mayer氏によると、Googleは、ユーザーが鮮やかで楽しいガジェットでホームページを簡単にカスタマイズできるようにするだけでなく、より容易にウェブ検索を用いて情報が得られるようにしようと努力しているという。最終的に15年後ぐらいには、長いキーワードを入力しなくても何を検索したいのかがGoogle側でわかるようにしたいという。
例えば、「検索ボックスに何かを入力するときは、基本的に自分の質問を修飾するクエリを打つことになる」と同氏は述べた。「例えば私が『ブロードウェイショー』とGoogleに入力すると、私はミュージカルが好きで、悲しいストーリーよりも明るいものを好むことがわかる。それがわれわれが真に追求するところである」(Mayer氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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