CS放送局のニューズ・ブロードキャスティング・ジャパン(NBJ)と2次元コード開発のカラージップジャパンは4月6日、テレビとインターネットを連携するクロスメディア事業に関して提携契約を結ぶと発表した。NBJの番組に、カラージップジャパンの多色2次元コード「カラーコード」を導入し、視聴者を携帯電話向けプロモーションサイトに誘導する。
2次元コードは、カメラ付き携帯電話端末を使ったクロスメディアプロモーションの手段として普及しているが、単色(白黒)が主流なため、テレビ番組ではデザイン面から採用が見送られる事例がある。
カラージップジャパンのカラーコードは5×5マスに赤、青、緑、黒の4色を配列して情報を表現するもので、NBJはデザイン性を高く評価して採用を決めた。こうした契約を結ぶのは、CS放送局としては初の試みという。
今後、テレビ番組向け2次元コードとしてカラーコードの標準化を見込む。またNBJが採用を決めたことで、広告主側でもクロスメディアプロモーションにカラーコードを利用する事例が増えると予想する。
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