電通とエンターブレインのオンラインゲーム調査、ゲーム内広告の可能性は高い

 電通(俣木盾夫社長)とゲーム関連出版事業のエンターブレイン(浜村弘一社長)は、全国のゲームユーザーを対象に「オンラインゲームに関する意識調査」を実施した。対象は、全国の16〜49歳男女オンラインゲームユーザー400名・オフラインゲームユーザー400名の計800サンプル。

 調査結果によると、オンラインゲームプレイヤーのオンラインゲームプレイ歴は平均で3年。1年未満のプレイヤーが最多数を占め、現在オフラインゲームだけを楽しんでいる層もその4割近くがオンラインゲームのプレイ意向を示しており、もはや特別な存在ではなくなってきていることがわかった。

 また、オンラインゲーマーの平均利用月額は1600円で、利用月額とゲームの楽しみ方の観点で大きくコア層・ミドル層・ライト層の3層に分類された。ハードも楽しみ方もさまざまで、利用者の層は厚みを増し、裾野は拡大しているのがうかがえる。

 さらにオンラインゲームに月額1000円以上を支払う「コア・ユーザー」は、人との関わりに積極的で、情報感度・情報波及力ともに高い。最新のツールを使いこなし、新しい時代のコミュニケーション能力に長けたアクティブ・イノベーターと言える。情報発信力に長けた層に向けて訴求し、「口コミ効果」を狙う手法としてゲーム内での広告「インゲーム広告」の可能性は高いと同社ではみている。

 「インゲーム広告」についてプレイヤーに聞いたところ、「印象に残る」「時流に乗っている」「進歩している」といった項目の評価が高く、また総じてオフラインゲームのみのプレイヤーよりも、オンラインゲームプレイヤーにおいて評価が高かった。

電通=http://www.dentsu.co.jp/
エンターブレイン=http://www.enterbrain.co.jp/

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