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モジラ、「Firefox 3」のアルファ版を開発者らに提供

2006/12/13 10:33
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 Mozillaがソフトウェア開発者らに、次期版「Firefox」を初めて試用させている。

 Firefoxのバージョン2は今秋リリースされたばかりだが、Mozillaはウェブアプリケーション開発者やみずからの製品テストコミュニティに、「Firefox 3」のアルファ版を早々に提供した。同版は、「Gran Paradiso Alpha 1」と命名されている。

 Firefox 3には、いくつかの大きな変更が施された。同版は、「Cairo」グラフィックレイヤーを含む「Gecko」レンダリングエンジンのバージョン1.9を使用している。同エンジン自体はまだリリースされていないが、開発はFirefox 2のリリース以前から始められていた。Gecko 1.9はあらゆるプラットフォーム上で、ベクタ形式のレンダリングを実現できる。

 Gecko 1.9のロードマップには、Cairoは「先進的なハードウェア加速の2Dグラフィック機能を、ウェブ全体に提供するものだ。プロプライエタリなプラグインは必要としないし、過去10年間にわたり開発されてきたがすでに時代遅れとなっている、広範かつリッチなウェブオーサリング技術を用いることもない」と説明されている。

 Gran ParadisoはGeckoの最新版を使用しているものの、現段階ではユーザーインターフェースはFirefox 2から変わっていない。

 なお、Gecko 1.9へ移行したということは、Firefox 3が「Microsoft Windows95/98/Me」や「Mac OS X 10.2」上では動作しないことを意味する。

 そのほか、スレッディングモデルもアップデートされた。開発過程がさらに進めば、ブラウジング機能やブックマーク機能、プライバシー機能ばかりでなく、ユーザーインターフェースにさらなる改良が加えられるだろう。

 報道によれば、MozillaはFirefox 3の完全版を2007年末までにはリリースする予定だという。Gran Paradiso Alpha 1は、Windows、MacおよびLinuxに対応しているが、現在同版を利用できるのはソフトウェア開発者やテスターに限られていると、Mozillaは話している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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