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「ユーザー生成コンテンツがビジネスに不可欠な要素に」--シスコのチェンバースCEO

2006/12/05 20:37
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 香港発--ビデオ共有サイトのYouTubeが、単にダイエットコークやメントスの売り上げを押し上げるだけに留まらず、商業により重大な影響を及ぼす可能性がある。

 Cisco Systemsの最高経営責任者(CEO)John Chambers氏によると、企業は近いうちに、ユーザー生成コンテンツ(User Generated Contents:UGC)を日々のビジネスにおいて必要不可欠な要素として見るようになるという。

 YouTubeでは、1日当たりのビデオダウンロード数がすでに2500万件に達している。しかし、ユーザー生成コンテンツの持つ真の実力に比べれば、取るに足らないことだと分かるだろう、とChambersは語る。

 Chambers氏は米国時間12月4日、当地で開催されたITU Telecom Worldカンファレンスに出席した代表者たちを前に、「(このビジネスについては)今あたためているところだ。ちゃんと状況を把握するまで待ってほしい」と述べ、さらに次のように続けた。「われわれは、これついてビジネスモデルを変更することになる」と述べ、各企業がコラボレーションツールなどの技術を導入し始めていることから「将来は、コンテンツを自ら作る時代になる」と語った。

 Chambers氏によると、ユーザー同士の交流やコンテンツの共有は、特に遠隔治療の分野で有効利用できる可能性があるという。その一例として、同氏は、医療施設が充実していない地域の住民にも、医療情報を提供できるという利点を挙げた。

 「今や、われわれは、中国やインドの辺地にある村への医療の提供を開始している。それにより、社会は変化する」(Chambers氏)

 企業と消費者が同じようにコンテンツを共有するようになれば、ネットワークのトラフィック量も過去最高を記録することは間違いない、とChambers氏は予測する。

 Chambers氏は、「まだなにも見えていない」としながらも、2015年までに、月間15エクサバイトのデータが世界中を飛び交うようになると考えている(1エクサバイトは10億ギガバイト)。

 「恐らく、この予測も正確ではないだろう」とした上で、「結局、保守的な意見だったという結果になる可能性もある」と付け加えた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ

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