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ディズニー傘下のABC、テレビ番組のネット配信サービスを継続へ

2006/08/22 15:28
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 コロラド州アスペン発--Walt Disneyの幹部は米国時間8月21日、試験的に実施してきたインターネット上でのテレビ番組配信は成功だったとし、秋も継続することを明らかにした。

 Disney-ABC Television Group社長のAnne Sweeney氏によると、同社がネット上で無料提供する広告付きのテレビ番組は若い世代に人気があるという。同氏はその理由として、若い世代は親の世代に比べ、コンピュータの画面でテレビ番組を視聴することに抵抗感が少ないためと分析する。

 当地で開催されたProgress and Freedom Foundation(PFF)主催のカンファレンスで、Sweeney氏は「2005年には、Disney Channelウェブサイトをマーケティングツールとして利用していた。しかし現在は、同サイトをプログラミングツールとして利用している」と語った。

 Sweeney氏によると、DisneyChannel.comでDisney Channelの番組の提供を開始して以来の実績は、累積ダウンロード数が3700万件、1日あたりの平均訪問者数は100万人だったという。また6月2日から8月3日までの累積ページビュー数は15億件にのぼった。

 さらに、ABCは2カ月間の試用サービスの一環として、「Lost」「Desperate Housewives」「Alias」「Commander-in-Chief」などの人気テレビ番組をインターネットで無料試聴できるサービスを試験的に実施した。Sweeney氏によると、サービス期間中のこれらの番組の累積ダウンロード数は560万件に上り、さらに視聴者全体の87%が、番組とともに流れた広告を覚えていたという(たとえば、ある放送分にはスキンケア製品ブランドOLAYの広告が挿入されていた。このように1回の放送分につくスポンサーは1社に限定されている)。

 Sweeney氏は、「これらのプラットフォームを開始したからといって、テレビ放送の人気に悪影響が出たわけではない」とし、さらに「iTunesで提供しているコンテンツの人気にも影響はない」と語った。同氏によると、ABCは2006年秋も、無料の広告付きテレビ番組の提供を続け、メディアプレーヤーも改善する予定だという。

 ABCは、Apple ComputerのiTunes Music Storeを通じて番組を1.99ドルでダウンロードできるサービスを早くから提供してきたテレビ局の1社だ。現在iTunesでは、ABC、CBS、NBC、Fox、MTVといったテレビ局のテレビ番組を150本以上提供している。

 Sweeney氏によると、2005年秋にAppleの最高経営責任者(CEO)のSteve Jobs氏がカリフォルニア州バーバンクにあるDisney-ABCのオフィスを訪問したが、その訪問が、iTunesに関する最初の契約締結につながったという。Sweeney氏は、「(Jobs氏は)ビデオiPodとiTunes Music Storeのベータ版を携えてバーバンクにやってきた」と述べ、さらに次のように続けた。「彼はわれわれとともに、ビデオiPodでわれわれの番組を視聴した。われわれは、一般のユーザーがDisney-ABCのオンラインストアを訪れ、コンテンツを購入するプロセスがいかに容易で分かりやすいかを認識した」

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ

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