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「デジタルミレニアム著作権法を遵守している」--YouTube、著作権侵害訴訟でコメント

2006/07/19 14:29
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 映像共有サイトYouTubeがユーザーの著作権侵害行為を助長しているとして、ジャーナリストであり、著名なヘリコプター操縦士でもあるロサンゼルス在住の人物が同サイトを提訴した。

 今回提訴したRobert Tur氏によると、同氏は1992年に発生したロサンゼルス暴動の最中にトラック運転手のReginald Denny氏が激しい暴行を受けた現場の様子を撮影したが、その映像が同氏の許可なくYouTubeに投稿され、すでに1000回以上も視聴されたという。Tur氏は米国時間7月14日に米地方裁判所に提出した訴状の中で、YouTubeはTur氏が撮影した映像で利益を上げる一方で、同氏の持つその映像の使用許諾権を侵害していると主張している。

 これに対しYouTubeは声明で、次のように述べている。「YouTubeは、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)の全規定を遵守するサービスプロバイダーだ。したがって、当社はDMCAのセーフハーバー条項によって完全に保護されている」

 DMCAでは、ウェブサービスプロバイダーは、顧客が著作権侵害で有罪判決を受けた場合に法的責任を免れると規定されている。DMCAは、海賊行為を助長する技術から著作権保有者を保護する目的で1998年に制定された。

 動画共有サイトの業界では、数カ月前からYouTubeはいずれ提訴されると予想されていた。カリフォルニア州サンマテオに拠点を置くYouTubeは、サイトに掲載する映像の事前選別を行っていないため、同社のサイトには著作権で保護された映像が多数掲載されている。YouTubeはそのような映像のアップロードを禁じてはいるが、同社はこれまで、プロが製作した大人気のクリップがサイトに投稿されたおかげで多くのアクセスを集めている。

 例えば2006年に入ってから、NBC Universalの人気番組「Saturday Night Live」で放送された「Lazy Sunday」の映像がYouTubeのサイトに掲載されたのをきっかけに同サイトへのアクセスが殺到した。この件はマスコミでも大々的に取り上げられたが、その後NBCの要請でYouTubeはそのクリップを削除した。

 YouTubeは声明の中で、Tur氏の提訴を受け、同氏のクリップを全て削除したことを明らかにした。同社によると、Tur氏が同社を提訴する前に、同氏からクリップの削除要請はなかったという。

 Tur氏は裁判所に、著作権侵害行為1件につき15万ドルの損害賠償と、今後、同氏の作品の使用を禁じる差し止め命令を求めている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ

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